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エコわざ相談室 Q&A 教えて!和田由貴さん

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「省エネ家電」に関するお悩み

ご投稿いただいた3,046件(8/17~9/13)のお悩みの中から3つの内容をピックアップしました。

  • 家で使っている冷蔵庫が古くなってきたので買い換えたいのですが、種類が多くてどれが良いのかわかりません。
  • 環境や家計のことも考えて「省エネ家電」を選びたいのですが、どういった観点で選べば良いでしょうか?
  • 「省エネ家電」の上手な使い方を教えて下さい!

知って得するカリスマ主婦 和田由貴さんからのエコわざアドバイス!!

買い替えどきだけど、どれに買い替えたらいいの?

今回のお題は「省エネ家電」。毎日を快適に暮らしつつ、省エネ・電気代の節約につなげるためのポイントのひとつとして、「エネルギー消費効率の高い家電製品を使う」ことが挙げられます。実際、近年の家電製品は省エネ性能が飛躍的に進化していて、一昔前の製品と比較すると「消費電力量が半分以下!」というものも珍しくなくなってきました。今回は、省エネ家電の選び方などをご紹介しますので、買い替えをご検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

消費電力量の多い家電から見直しましょう

家庭内家電別の電気使用量総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会(第17回)資料「参考資料1 トップランナー基準の現状等について」より作成

家電メーカー各社からは、新しい「省エネ家電」が次々と発売されていますが、すべての家電を買い替えるのは経済的にも難しいですよね。では、どの家電を優先的に買い替え対象とすればよいのでしょうか?

■狙いは消費電力量が多い4品目と、性能向上著しい「温水機能付き洗浄便座」
一般的に、家庭内での消費電力量が多いのは「冷蔵庫」「照明器具」「テレビ」「エアコン」の4品目で、家庭における消費電力量の4割以上を使用しているとされています。
この4品目については、メーカーも積極的に省エネ化に取り組んでいるので、買い替えで高い効果を期待できそうです。また、この4品目以外でも、「温水機能付き洗浄便座」も、設置されている場合はそこそこ電気を使います。昔のものに比べると、省エネ性能が大幅向上していますので、いま古いタイプの温水機能付き洗浄便座をお使いであれば、検討してみるとよいかもしれません。
■過去と比較すると、どのくらい消費電力は改善されているか
省エネ家電は、過去の製品に比べてどのくらい省エネ性能が進化しているのでしょうか。先に挙げた4品目のうち、冷蔵庫は、約10年前と比較すると年間消費電力量が67%ダウン。照明器具では、一般電球とLED電球との比較で約80%も削減できています。また、温水機能付き洗浄便座(瞬間式)も、12年前のものに比べると年間消費電力量34~63%削減と、省エネ性能の伸びが顕著。もちろん、製品・購入時期・使用状況等によって結果は異なりますが、参考にしてみてください。

機器別過去との消費電力比較

  • 冷蔵庫出典:日本電機工業会資料より
  • 照明器具出典:資源エネルギー庁ウェブサイト
  • 薄型テレビ(32V型)出典:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ(各年の冬版)」機種一覧の年間消費電力量の単純平均値を比較
  • エアコン(8~12畳)出典:一般社団法人日本冷凍空調工業会ウェブサイト
  • 温水機能付き洗浄便座(瞬間式)出典:一般財団法人家電製品協会ウェブサイト

省エネ性能をチェックして、上手な省エネ家電選びを!

省エネルギーラベル

  • (1)国が定める省エネ目標値の達成率が100%以上のものはグリーンで、100%未満のものはオレンジで省エネマークが表示されています。
  • (2)製品区分ごとに定められた目標値をどの程度達成しているかを%で表示。
  • (3)年間消費電力量などその製品がどれくらいエネルギーを使うかを示しています。

出典:一般財団法人省エネルギーセンター「省エネラベリング制度」

統一省エネルギーラベル

  • (1)多段階評価制度。5段階の星で省エネ性能を評価しています。
  • (2)省エネラベル。消費電力量等を表示
  • (3)年間の目安電気料金

出典:一般財団法人省エネルギーセンター「統一省エネラベル」

ここでは、省エネ家電を選ぶ際に、チェックすべき目印や参考になる情報についてお伝えします。

■ラベルを正しく理解して、家電選びの参考に
省エネ家電を選ぶときに参考にしたいのが、省エネ性能の目安が記載されている「省エネルギーラベル」。主要家電21種類が対象となり、国が定める省エネ目標値に対して、達成率100%以上のものはグリーンで、100%未満のものはオレンジで省エネマークが表示されています。
また、「冷蔵庫」「照明器具」「テレビ」「エアコン」「温水機能付き洗浄便座」については、さらに「統一省エネルギーラベル」というラベルもついています。省エネ性能を5段階の星で表示し、消費電力や電気料金目安も確認することができるので、より分かりやすく省エネ性能を把握することができます。ラベルは店頭などで確認できるので、ぜひ比較材料にしてください。
■いまお使いの家電と、買い替え候補の家電を比べてみましょう
現在使用している家電と省エネ家電を比べるときや、どちらの製品が省エネ性能に優れているか比較したいときに役立つのが、環境省が運営するサイト「しんきゅうさん」。製品の型番を入力するなど、簡単な操作で家電の省エネ性能を比較できるので、買い替えを検討する際にはぜひチェックを!

省エネ製品買替ナビゲーション 「しんきゅうさん」(外部サイトにリンクします)
http://shinkyusan.com/index.html

省エネ家電は、待機電力もかしこく削減

家庭内における待機時消費電力の割合一般財団法人省エネルギーセンター「平成24年度待機時消費電力調査報告書」

タイマー付きコンセント※参考イメージとなります

省エネ家電で削減できるのは、使用している最中の消費電力量だけではありません。製品を使っていなくても、主にリモコンの指示待ちやメモリ機能の維持などでかかってしまう待機時消費電力(待機電力)も削減できるようになってきました。

■省エネ家電のかしこい待機電力削減機能とは?
実は、家庭で使用する電力のうち、約5.1%が待機電力によるものだそうです。製品を使っていないのに電気が使われてしまうのはもったいないですよね。
省エネ家電の中には、使用時の消費電力だけでなく、この待機電力を抑える機能が盛り込まれたものも多数あります。たとえば電子レンジの場合、昔の製品では時計表示などで常時電力を消費していましたが、最近の製品では一定時間使用しないと自動で主電源が切れるものが主流になっています。こういったちょっとした削減の積み重ねで、かしこく待機電力を抑えてくれるのです。
■「省エネ家電」の上手な使い方
とはいえ、最新の省エネ家電だからといって、待機電力がゼロというわけではありません。「こまめに主電源を切る」「長時間使わないときはコンセントからプラグを抜く」「タイマー付きコンセントを利用する」などで、さらに待機電力を削減できます。使う側も、こういった工夫を忘れずに心がけたいですね。

カリスマ主婦 和田由貴(わだ ゆうき)

消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど暮らしや家事の専門家として、講演、執筆活動、テレビ出演、新聞・雑誌の連載など幅広く活動。
「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットーであり、耐える節約ではなく快適と節約を両立したスマートで賢い節約生活を提唱している。

和田由貴オフィシャルホームページ ( http://wada-yuki.com/ )

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