マイ大阪ガスは、2021年3月にポイント制度などのリニューアルを行いました。この記事はリニューアル前のもののため、ポイント関連の記述を含め、記述内容が古い場合がございます。あらかじめご了承ください。

エコわざ相談室 Q&A 教えて!和田由貴さん

日頃の皆さまのお悩みを大募集!投稿いただいた中から多く寄せられたお悩みの中から
カリスマ主婦 和田由貴さんが、エコな裏ワザを一問一答形式で簡単にわかりやすく解決します!

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「台所」に関するお悩み

ご投稿いただいた4,692件(7/6~8/3)のお悩みの中から3つの内容をピックアップしました。

  • 夏のキッチンは暑いので、いつも汗だくになって調理しています。簡単にできる時短調理テクニックを教えて下さい。
  • 冷蔵庫の正しい使い方や、収納のコツを教えてください。また、どれぐらいの頻度で買い換えるのがいいのでしょうか?
  • 我が家は大家族なので洗い物が大変。効率がよくてエコな食器の洗い方を教えて下さい。

知って得するカリスマ主婦 和田由貴さんからのエコわざアドバイス!!

台所での一工夫でガス、電気、水道をまとめて節約!

電力消費量が多くなる夏には、いろいろな場面で節電やエコといった言葉を耳にしますね。オフィスではクールビズなどの取り組みが行われていますが、ぜひお家でも省エネな暮らしを心がけたいですね。

今回のお題は「台所」。
台所では、電気だけでなく、ガスや水道もたくさん使います。
それぞれのエコわざをマスターすれば、大切な資源をまとめて節約することができますよ!

「ガス」はかしこい熱の使い方がポイント!

調理内容に合った鍋を選ぶことが大切!

高い調理温度で、かたい素材もふっくら!

ガスをかしこく使うには、熱の無駄を減らし、余熱を上手に取り入れるのがポイントです。それではさっそく、それぞれのポイントを見ていきましょう。

■鍋やフライパンは適したものをセレクト
熱の無駄を少しでも減らすために、調理法に合った鍋やフライパンを利用するようにしましょう。たとえば、お湯を沸かすときやちょっとした茹で物をするときには、アルミなどの熱伝導率がいい薄い鍋を。また、煮物をつくるときには、鋳物や土鍋などの厚手で保温性の高い鍋を。そして、パスタなどの乾麺を茹でるときには、できるだけ底が広いフライパンを選びましょう。また、炎は鍋底からはみださないように調節すれば、さらに熱の無駄を減らせます。
■余熱の利用で加熱時間を短縮
煮物は、火を止めた後、食材が冷めていく段階で味がしみ込んでいきます。そのため、ある程度火が通ったら火を止めて余熱調理に切り替え、食べる直前に温め直すようにしましょう。そうすることで余分な加熱をすることなく、美味しく仕上げることができます。また、落とし蓋・真空保温調理器・圧力鍋などを活用すると、加熱時間をより短くすることができます。

「電気」は冷蔵庫の使い方がポイント!

家庭部門機器別電気使用量の内訳総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会(第17回)
資料「参考資料1 トップランナー基準の現状等について」より作成

放熱スペースをしっかり確保しましょう。

冷蔵庫は、家庭の中で最も消費電力量が多い電化製品。特に夏場は冷蔵庫の中と外で温度差が広がるので、適温をキープするためにたくさんの電気を使います。上手な使い方を覚えて、消費電力量の削減にチャレンジしましょう。

■冷蔵室は余裕をもって、冷凍室はすき間なく
まず、冷蔵室には物を詰め込みすぎないようにしましょう。庫内がパンパンだと運転効率が下がって、消費電力が増えてしまいます。また、奥のものを取り出す際にも余分な時間がかかり、庫内の温度が上がってしまいますので、きちんと中身を整理するようにしたいですね。理想としては、庫内の5割、多くても7割以下に抑えるのが目安です。逆に、冷凍室はすき間なく入れる方が保冷効果も上がり消費電力が減ります。冷凍室にはしっかりと中身を入れて、温度が上がらないようにしましょう。
■周囲を空けて、放熱できる環境を
冷蔵庫を壁や隣の家具とぴったりくっつけると、放熱が妨げられ、運転に悪影響が出ます。壁や家具から左右2cm、背後10cmほど離すように設置するようにしましょう。冷蔵庫の上になるべく物を置かないようにすることもお忘れなく。
また、冷蔵庫の温度設定は一年間同じにせず、季節に合わせて調節すれば、消費電力を抑えられます。機種にもよりますが、「強」にするのは暑さが厳しい夏くらい。残りの季節は「中」や「弱」で問題ありません。
■10年以上使っているなら、買い替えも検討を
冷蔵庫の省エネ性能も、他の電化製品と同じくらい飛躍的に向上しています。製品によっては、1年間で1万円超の電気代節約を狙えるものもあります。いまお使いの冷蔵庫が10年以上前のものなら、新機種への買い替えを検討されてはいかがでしょうか。

「水道」は食器の洗い方がポイント!

家庭での水の使われ方東京都水道局 平成24年度一般家庭水使用目的別実態調査より

お米のとぎ汁は、つけ置き洗いに再利用

家庭で一日に使う水の内訳を見てみると、その約2割が台所関連。特にお皿や鍋などの洗い物をする際には、水をたくさん使います。洗う食器の数を減らすことはなかなかできませんが、ちょっとしたコツを知っておくだけで、使う水の量を減らすことができるんです!

■一番効果的なのは、洗剤を減らすこと
洗剤を多く使うと、すすぎ水が増えてしまいます。そもそも汚れがひどいと洗剤をたくさん使ってしまうので、まずはなるべくそうした状況にならない工夫が大切。洗い物の前に、要らない紙や布、ヘラで汚れをある程度落としてから洗うと、洗剤を減らすことができます。また、食器を下げるときは汚れの度合いを考えて別々に。洗う順番も、湯のみなどのほとんど汚れがないものからはじめ、最後に油汚れがひどいもの、としましょう。あと、食器を下げる際にお皿を重ねてしまうと裏まで汚れてしまうので、気をつけてくださいね。
■調理で出る排水も、食器洗いに活用を
お米や野菜を洗った水や、麺類のゆで汁、野菜を下茹でした水も洗い桶にためて、食器洗いに利用しましょう。特にお米のとぎ汁にはでんぷん質が多く含まれており、油汚れを落とすのにぴったり。たっぷり油がついた食器でも、お米のとぎ汁にしばらく浸けてから流水ですすげばきれいになります。

カリスマ主婦 和田由貴(わだ ゆうき)

消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど暮らしや家事の専門家として、講演、執筆活動、テレビ出演、新聞・雑誌の連載など幅広く活動。
「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットーであり、耐える節約ではなく快適と節約を両立したスマートで賢い節約生活を提唱している。

和田由貴オフィシャルホームページ ( http://wada-yuki.com/ )

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