号数?取り替えの目安?知っておきたい、給湯器の豆知識
お風呂や洗面所、キッチンでの洗い物など、毎日のように使っているお湯。
そのお湯をつくっている給湯器について、どれぐらいご存じですか?「どこに置いてあるの?」「どんな種類があるの?」「沸かせるお湯の量は?」「新しくするには?」など、取り替え時にも役立つ、給湯器の豆知識をご紹介します。
給湯器の豆知識
給湯器はどこに置いてあるの?
戸建てか集合住宅かによって、設置場所はことなります。戸建ては屋外の壁側に設置されていることが多く、集合住宅では、廊下側かベランダの壁側に設置されているケースが多いです。
給湯器はどんな種類があるの?
給湯器には、さまざまな種類と機能があります。ガス給湯器を選ぶときは、「どんな使い方をしたいのか」をイメージしておくといいでしょう。
給湯暖房機
キッチンやお風呂への給湯、自動のお湯はり・追いだきができます。さらに専用機器と接続することで、浴室暖房乾燥や床暖房にも利用できます。
ガスふろ給湯器
キッチンやお風呂への給湯、自動のお湯はり・追いだきができます。
ガス給湯器
キッチンやお風呂、洗面所など、給湯栓からお湯を出すタイプです。
給湯器でどれくらいのお湯が沸かせるの?
お湯を沸かせる量は号数で決まる
どれくらいのお湯が沸かせるかという給湯能力は、「号数」という数字を使って表されます。
号数とは、1分間に水温より25℃高いお湯が出せる量のことで、号数が大きいほど、たくさんのお湯を出すことができます。
たとえば「24号」だと、水温が15℃のとき、40℃のお湯を1分間に24L出すことができます。
季節によって水温に温度差があるため、「同じ温度」のお湯でも、季節によって沸かせる量が異なります。
号数を選ぶときは、水温が低くなる冬を基準に考えておくと安心です。
季節で違う!1分間に40℃のお湯が沸かせる量の目安
※設置条件(給水圧、配管等)や気温によって若干異なります。
沸かせるお湯の量の違い
※イメージです。
冬のお湯を心地よく使うためには
個人差はありますが、お湯の使用量は、シャワー約10L/分、キッチン約5L/分といわれています。
冬の水温5℃の状態で40℃のお湯をシャワーやキッチンで同時に使うなら、給湯能力の高い24号が安心です。
※設置条件(給水圧、配管等)によって異なります。
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お風呂でシャワーを使いながら、キッチンでもお湯を同時に使うことが多いなら、冬の時期も安心の24号がおすすめです。
給湯器の号数の見方
給湯器の前面・側面にはられた型番シールを確認しましょう。
メーカーごとに型番は違いますが、型式という項目の最初の2桁の数字が給湯器の号数です。
給湯器のできることは?
給湯器のお湯は、お風呂や洗面所、キッチンだけでなく、床暖房※や、浴室を暖める浴室暖房※にも利用することができます。
※床暖房や浴室暖房は、別途専用の機器が必要です。
給湯器を新しくするにはどうしたらいいの?
給湯器の取り替え時期の目安
標準的な使い方をした場合、支障なく安全に使える年数(設計上の標準使用期間)は「10年」といわれています。
給湯器を新しくするときの注意点
●取り外しは業者に依頼する
ガス給湯器の取り外しには、ガス管や水道管に関する専門技術を持つ業者に依頼する必要があります。料金は業者によって異なりますので、事前に確認をしておきましょう。
●取り外したガス給湯器の処分
取り外しを依頼した業者や自治体に、処分方法や処分費用を確認してください。
取り替えのほかに、リースという選択も!
新しい給湯器への取り替えで「まとまった購入資金を用意するのが大変」という方には、「らく得リース」という方法もあります。
家計にやさしい月々のリース料金で、理想のガス給湯器を使えて、アフターサービスも安心です。
<こんな方におすすめ!>
●最新のガス給湯器を使いたい
●購入費用を抑えたい
●万一の故障が心配
生活に欠かせないお湯をつくっている、給湯器の豆知識をご紹介しました。「給湯器を買い替えようか悩みはじめてる」「給湯器の調子が悪い」という方は、わが家の給湯器を確認してみてはいかがでしょうか?
給湯器の調子が気になったときは、大阪ガスサービスチェーンにご相談ください。