古いお風呂の「5大困った」、いろいろ対策!
長年使い続けてきた浴室だからこそ、いろいろ気になってきた「お風呂への不満」。
今回は、古いお風呂によくあるお困りごとの対策をご紹介します。
「それ困ってる!」と思ったら、ぜひお試しください。
- 目次 -
古くなったお風呂で起きやすい「5大困った」とは?
お風呂が古くなってくると、見た目の汚れや傷みだけでなく、使い勝手も悪くなってきますよね。また 、ライフスタイルや家族構成の変化にともなって、さまざまな心配事や不便なこともでてきます。
こんな症状が気になったら、ぜひ対策を検討してみてください。
お風呂の傷み具合が気になる
湿気の多い浴室は、劣化や腐食が進みやすい場所です。そのまま放っておくと、どんどんダメージが広がっていきます。傷みが気になったら、早めの対策でお風呂を長持ちさせましょう。
落ちにくいカビ
頑固なカビは、がんばってお掃除をしても、翌週にはまた生えてしまうことも。
頑固なカビ取りのヒント「パック法」
タイル目地やパッキン部分は、カビが発生しやすい場所。なかなか落ちない頑固なカビは、パック法がおすすめです。
【準備するもの】
カビ取り剤 / キッチンペーパー / キッチンラップ / ゴム手袋
- 1.水分を拭き取ります。
- 2.カビ取り剤を染み込ませたキッチンペーパーを付着させます。
- 3.カビ取り剤が乾かないように、上からキッチンラップを付着させます。
- 4.30分ほど時間を置いてから、水で十分に流します。
- ※塩素系漂白剤を扱う場合は、十分な換気と、手袋・マスク・ゴーグル等の着用をおすすめします。
機器の不具合
「換気扇の効きが悪い」「温度調節がうまくいかない」「浴室ドアの開け閉めがしにくい」など、機器や設備の調子が悪い場合は、状態をしっかりチェックしてみましょう。
機器チェックのヒント
- ●リモコンに「エラー」の表示が出ていないかチェック
- ●取扱説明書の「Q&A」などを確認
- ●10年を目安に給湯器の診断を受ける
冬のお風呂が寒い
浴室に入った瞬間、ゾクゾクするほど寒い
古いお風呂は、壁や床のタイルが冷たかったり、窓の隙間から冷たい風が入ったり、室内の温度が下がりやすくなります。そこに服を脱いで入るので、一気に体が冷えてしまう場合があります。
手軽にできるあったかヒント
- ●浴槽のフタを開けたままお湯をはる
- ●熱めのシャワーを壁や床に当てる
- ●お風呂マットを敷く
お風呂のお湯が冷めやすい
古いお風呂は、保温性が低いため浴槽の熱が逃げやすく、お湯の温度が下がりやすくなります。また、追いだきができない場合もあり、温め直せないことも。
手軽にできるあったかヒント
- ●二人以上の場合、時間をあけず、続けて入るようにする
- ●浴槽はこまめにフタをする
- ●お風呂の保温シートを浴槽に浮かべる
ガスの使用量が多い
古いお風呂や給湯器は、省エネ機能がなかったり、浴槽のお湯が冷めやすく「追いだき」の回数が増えたりして、ガスの使用量が多くなります。
省エネのヒント
- ●浴槽はこまめにフタをする
- ●シャワーを流したままにしない
- ●浴槽には沸かしたお湯をためる
(浴槽に水をためてから沸かす「沸かし上げ方式」より、沸かしたお湯を浴槽にためる「給湯方式」の方が省エネになります)
少ないガス使用量で効率よくお湯を沸かす、省エネ性の高い給湯器を活用するのもおすすめです。
掃除が大変
浴槽の掃除がつらい
古い浴槽は「手が届きにくい」「黄ばんだ汚れが落ちにくい」など、掃除が大変です。
手軽にできる浴槽掃除のヒント
スティックタイプのバスブラシなら、手が届きにくい浴槽や壁のお掃除もラクに。
浴槽の黄ばみは重曹で
- 1.残り湯に、カップ1杯程度の重曹を溶かします。(42℃程度までお湯を温めると、より溶けやすくなります)
- 2.一晩置いてからお湯を抜き、浴槽用のスポンジなどで汚れをこすり落とします。
排水口の掃除が大変
お風呂の排水口は、汚れがたまりやすい場所です。髪の毛やドロドロのヌメリ汚れなど、そのまま放っておくと、カビやニオイ、詰まりの原因になります。
排水口のお掃除のヒント
排水口の主な汚れと原因
黒カビ・ピンクのヌメリ・ドロドロ汚れ・ニオイなど。 皮脂や石鹸カス、髪の毛などが汚れの原因です。
掃除方法
- 1.髪の毛などのゴミを除去。
- 2.外せるパーツは外して古い歯ブラシなどでこすり洗い。
- 3.ニオイや詰まりが気になるときは、パイプクリーナーを使用しましょう。
放っておくと汚れは増えるばかり、こまめな掃除が大切です。
お風呂で危険な思いをした
つるっと滑ってバランスを崩したり、つまずいたりなど、古い浴室で「あっ!」と危険な思いをしたことはありませんか?
手軽にできる安心ヒント
- ●滑りにくいお風呂マットを敷く
- ●福祉用具の浴槽手すりを使う
リフォームで「5大困った」を解決!最新のお風呂は、ここがすごい!
古いお風呂の「5大困った」は、リフォームで解決、という方法もあります。
最新のお風呂はグンと進化。あったか快適仕様や、お手入れのしやすさなど、よりお風呂を楽しむための快適オプションも充実しています。
お風呂にさまざまな不便を感じていたら、リフォームを検討してみるのもおすすめです。
あったか快適
断熱仕様の浴室
天井や壁、床など、お風呂全体をそれぞれにあった断熱材で包み込み、浴室の暖かさを保ちます。
お湯が冷めにくい浴槽
浴槽を断熱材で包み込んだ魔法瓶のような構造で、お湯の温かさを保ちます。追いだきの回数を減らして、省エネにも。
カワックの浴室暖房で、一番風呂もあったか
パワフル暖房で浴室を暖め、ほかの部屋との温度差を解消。ヒートショックが気になるご高齢の方も安心です。夏場はすがすがしい風で、蒸し暑い夏もさわやかに。
お掃除ラクラク
おそうじ浴槽
入浴後にボタンを押すだけで、すみずみまでスッキリ。
床ワイパー洗浄
ボタンひとつで床面をぐるりと洗浄。
お掃除ラクラク排水口
凸凹が少なく、お掃除が簡単。
家族みんなが使いやすい
最新のお風呂は、使いやすさや安全性に配慮したさまざまなアイデアがいっぱい。お子さまから高齢者まで、家族みんなが安心してお風呂タイムを楽しめます。
- ・つまずきにくい出入口
- ・滑りにくい床
- ・またぎやすい高さの浴槽
- ・つかみやすい手すり など
「傷みが気になる」「使い勝手が悪い」を放っておくと、腐食や水漏れなどが起きてしまい、大規模な工事や大きな出費につながったり、思わぬ事故を引き起こしたりしてしまうことも。
最新の浴室は、お手入れのしやすさをはじめ、ガス使用量の削減、快適性、安全性、さらにはデザイン性までグンと向上しています。
「お風呂の困った」の解消に、ぜひ参考にしてください。