2月1日に新しくオープンする、「とくいを活かしたい人」と「困っている人」を
つないで助け合う施設「ひとしごと館」を、広く周知するための出張屋台が完成しました!
今回の支援金を活用して、2月1日にオープンする「ひとしごと館」を広報するための出張屋台を作製しました。ひとしごと館では、会員の多様な「とくい」をカードにして展示し、来館者が楽しみながら「困りごと」を依頼できるような仕組みを作ります。今回完成した屋台は、屋外でも「ひとしごと館」をオープンできるように計画しています。今後イベントでこの屋台を引きながら、ひとしごと館に集まっている住民の「とくい」を周知します。
ひとしごと館は、住民同士が 「とくい」を活かして助けあうコミュニティ施設です。
3月末日までは入会金・月会費無料。また、3月末までの毎週土曜日14:00より、ひとしごと館(大阪市浪速区敷津西1-5-13)にて入会説明会を開催していますので、ご関心のある方はぜひお越し下さい!
http://hitoshigotokan.jp
新しくはじまった住民同士のボランティアサービスを
まちのみんなに知ってもらうために
移動式の「出張屋台」をつくりたい!
デザインの力で、社会の課題を解決する
Co.to.hanaがデザインしているのは人と人の関係性。たとえば「シンサイミライノハナ」というプロジェクトでは花びら型のカードに阪神・淡路大震災の記憶と経験を記し、後世に語り継いでいく活動を続けています。また、地域の空き地を利用した「北加賀屋みんなのうえん」では、地域の人が農をきっかけに新しい仲間づくりを行える場所をプロデュース。社会の課題に対してデザインとアイデアの力で解決に取り組んでいます。
名称 | 特定非営利活動法人Co.to.hana |
---|---|
設立 | 2010年12月 |
業務内容 | 『まちづくり』『建築』『空間』『インテリア』『プロダクト』『グラフィック』『WEBサイト』『映像』 『イベントの企画・運営・制作』など、各分野にとらわれず、社会課題の解決に向けて総合的にデザインしています。 |
所在地 | 大阪市住之江区北加賀屋2-10-21 |
Webサイト | http://cotohana.jp/ |
あたたかいご近所のつながりを、ボランティアサービスで復活させる!
現在、2016年1月のスタートをめざして進めている「ひとしごと館」プロジェクトは、浪速区に拠点を持ち、生活のなかの「ちょっとした困り事」を有償ボランティアサービスで支援する事業です。ボランティア登録した、サービスを提供したい住民と、困ったときにサービスを利用したい住民とをつなげ、昔あった「ご近所の助け合い」のように地域の人と人のつながりをつくっていきます。たとえば、「子どもの見守り」や「急病時の食事づくり」など昨今の都市部では気軽にお願いできる人がなく、無料では頼みにくい困り事をサポート!定年退職後や子育ての合間などに、自分の得意なことを活かしてボランティアに参加できる仕組みをつくり、世代を超えた助け合いの循環をつくります。
プロジェクトの詳細はこちらから
”ほしい未来”をつくるためのヒントを共有するウェブマガジン 「greenz.jp」新しくはじまった住民同士のボランティアサービスを
まちのみんなに知ってもらうために
移動式の「出張屋台」をつくりたい!
こうしたボランティアの取り組みにおける課題は、サービスそのものが知られずに、登録者も利用者も増えないことにあります。その点をふまえて、「ひとしごと館」プロジェクトで最も力を入れているのが広報活動です。拠点は1箇所だけですが、今回の活動支援金で移動式カフェ屋台をつくり、まちのあちこちに「出張窓口」として繰り出して、住民の皆さんにボランティアサービスの存在を伝えていきたいと考えています。また「出張」することにより、拠点だけでは拾い上げられない様々な地域の「困り事」を見つけたいと思います。当初はCo.to.hanaスタッフが屋台を運営しますが、最終的には住民のスタッフによる持続的な運営をめざしていますので、ご支援よろしくお願いいたします。
多くの方から応援していただき、30万円もの支援金を頂きました。おかげさまで、2月にオープンする「ひとしごと館」の広報活動に使用する「出張屋台」を完成させることができ、心から感謝申し上げます。この屋台を有効に活用し、1人でも多くの方に本事業のことを知っていただき、ボランティア利用者を増やして日常のちょっとした困りごとが助けられる機会を届けられるよう尽力したいと思います。今回応援・ご協力いただいた皆さまや大阪ガスさまには心から感謝申し上げます。