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ご投稿いただいた1,324件(1/13~2/2)のお悩みの中から3つの内容をピックアップしました。
寒い季節は特に、ゆっくりお風呂につかって体を温めたいですよね。冬の暮らしに欠かせない給湯。水をお湯に変えるには、ガスや電気などのエネルギーを消費します。下のグラフをみると家庭のエネルギー全体の使用量のうち3割近くを給湯が占めている事がわかります。
「EDMC/エネルギー・経済統計要覧2011年度版」より
(一財)日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット 編
(一財)省エネルギーセンター 発行
でも、ご安心を!
実は、お風呂の沸かし方や入り方を少し工夫するだけで意外と簡単に省エネができちゃうんです。
それでは「お風呂」で悩んでいる、あなたにぴったりの、今日から始められる簡単な「エコわざ」をご紹介します。
最近の給湯器は熱効率が良いため、浴槽に冷たい水を貯めてから沸かすより、給湯器のお湯をはる方がお得でエコなんです(※)。入浴する直前に給湯器の湯をはるようにしましょう。浴槽の湯を翌日も沸かし直して入ると、寒い季節には残り湯の水温はかなり低下するので、沸かし直して入るより新たに給湯器の湯をはったほうがお得になることも。但し、残り湯をそのまま捨てるのは水道代の無駄ですので、洗濯や掃除などに再利用すると、さらにエコ!温かい残り湯を洗濯に使えば、洗剤の溶けも良く、冷たい水で洗うより汚れが落ちやすくなるそうです。
※大阪ガス株式会社「かしこいくらしのヒント図鑑」より
お風呂には、お湯の温度が下がらないうちに、家族で続けて入るようにしましょう。また、できるだけこまめにフタを閉めることも大切。フタをしないと、浴槽にはった湯からどんどん熱が逃げてしまいます。短時間でもフタを開けっ放しにしないよう気を付けましょう。さらに、家族の生活時間が異なって入浴の間隔が開き、どうしても頻繁に追い焚きをしなければならない場合は、保温シートを併用するのもオススメ。保温シートは落とし蓋のように湯の表面に浮かせるもので、フタのみの場合よりさらに温度の低下を防ぐことができます。
シャワーで使うお湯の量は約16分で浴槽一杯分に相当します(※)。一人暮らしの方や、夏場にサッと汗を流すだけなど、使用時間が短いならばシャワーでも良いですが、家族が多かったり、冬場に体を温めるため長くシャワーを出しっぱなしにしてしまうようであれば、浴槽に湯をはったほうがお得になることも。また、シャワーで使ったお湯は全て廃水になってしまいますが、浴槽入浴は「残り湯」ができるため、これを洗濯などに再利用し上手に活用できれば省エネ効果は高くなりますね。シャワーの使用時間や、残り湯を活用できるかどうかを考え、賢く使い分けをしましょう。
※浴槽(200L)シャワー(12L/分)約16分で浴槽1杯に相当
一般財団法人省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」より
消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど暮らしや家事の専門家として、講演、執筆活動、テレビ出演、新聞・雑誌の連載など幅広く活動。
「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットーであり、耐える節約ではなく快適と節約を両立したスマートで賢い節約生活を提唱している。
和田由貴オフィシャルホームページ
( http://wada-yuki.com/ )
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