・中高生の居場所支援

活動の拠点である「たねとしずくライブラリー」は、学校や家庭になじめない中高生が「ただいま」と帰ることができる“安心できる居場所”です。宿題をしたり、おしゃべりや食事などを自由に楽しむことができるだけでなく、まわりのペースを気にせずに自分の「好き」や「やってみたい」に挑戦できるよう、一人ひとりに寄り添った学びの機会も大切にしています。
さらに最近は中高生だけでなく、小学生のなかで発達に特性のある子どもたちも参加できるように、活動の幅を広げています。

・子どもたちと新しい本との出会いを支援

ライブラリーの壁一面にある本棚には、月々定額の寄付をしてくださる全国の支援者の方々（一箱本棚サポーター）から集まった本が並んでいます。
支援者の方々には定期的な本の入れ替えをお願いしており、子どもたちが新しい本と常に出会うことができるようライブラリーの運営に取り組んでいます。

・訪問型家事・子育て支援

子どもたちを育てる保護者から、経済面や精神面での相談を受けることもあります。孤立してしまいそうなご家庭にはスタッフが直接訪問し、家事の手伝いやお悩みに耳を傾け、心に寄り添うことを大切にしています。親子が孤立しないように、ときには一緒に料理をし、食卓を囲むなど、各家庭に合ったペースでサポートをおこなっています。