エアコンなどの冷暖房が効きづらくて光熱費がかさんだり、室外・室内の音で悩んだり。住環境に関する悩みの多くは、実は窓が大きく影響しています。

住まいのなかで、窓は熱の出入りが一番多い場所

一般的な住宅において、熱の出入りが一番多い場所は、窓などの開口部です。
夏は、室内に入ってくる熱の74％が窓から入り、冬は、室内から逃げる熱の52％が窓から出るといわれています。

室外からの音が気になったり、室内で発生する生活音が気になったりと、音に関する問題にも窓は大きく関係しています。

ほかにも窓は、住環境にさまざまな影響を与えています。

• ・泥棒の侵入時に使われやすい。
• ・冬に発生する結露。
• ・紫外線をとおすことによるお肌の日焼けや家具・カーテンの色あせ。

『内窓』は、住まいの断熱性の向上をはじめ、防音性や防犯性、結露軽減など、くらしをより快適な環境へと整えます。

メリットいっぱいの『内窓』とは？

『内窓』とは、今ある窓の内側に、もうひとつ新しく窓を設置すること。窓と窓の間に空気層が生まれ、断熱性や気密性をアップさせます。また、フレームは熱が伝わりにくい樹脂製を使うことが多く、さらに断熱性を高めます。
「二重窓」ともいわれ、さまざまなメリットがあります。

夏は涼しく、冷房費もダウン

内窓を取りつけることで、エアコンで冷やされた室内の空気をしっかりキープ。強い日差しや紫外線対策にも効果的です。

冬は暖かく、暖房費もダウン

冬は冷たい外気の侵入を防ぎ、エアコンで暖められた室内の空気を逃げにくくします。

『内窓』の空気層は、防音壁の役割も果たします。
たとえば、室外の音の大きさが80dBで、室内に入ってくる音が55dBだった住まいが、『内窓』を入れることで40dBにまで下がり、図書館なみに静かになった事例も^※。
また、室内での会話や生活音、ペットの鳴き声などが外に漏れないようにしたいときにも効果的です。

• ※●Before：一般的なアルミサッシと単板ガラス（5mm）の組み合わせ
  ●After：外窓 フレミングII引違い窓外づけ枠 単板ガラス（5mm）／中間空気層84mm／内窓 プラマードU単板ガラス（5mm）
• ※音域によって防音効果が異なります。
• ※室内の音環境は壁など建物の性能にも影響を受けます。
• ※二重窓になることで気密性が向上し、音を外に漏らさない効果の一方で、音がお部屋にこもることもあります。窓の不具合ではありませんのであらかじめご了承ください。

身近な騒音レベル

人が「うるさい」と感じる音には、個人差がありますが、一般的に、50dBで騒音と感じはじめ、55dBを超えてくる音は無視できないとされています。

泥棒が侵入する入口として、窓からが50％以上という調査結果が出ています。

泥棒の約7割は、侵入に5分以上かかるとあきらめるといわれています。
『内窓』を取りつけると、窓のロックは2重となり、泥棒に「侵入に時間がかかる」とあきらめさせる心理効果が期待できます。
また、2つの窓を破る必要があるため、侵入を抑制する効果があります。

気がつくと「窓が結露でびっしょり」ということはありませんか？
高断熱の『内窓』にすると、外が寒くても、窓はひんやりしにくくなり、結露の発生も抑えられます。冬の窓拭き掃除の頻度を大幅に減らすことができます。

• ※写真はイメージです。
• ●Before：一般的なアルミサッシと単板ガラスの組み合わせ
• ●After：内窓を取りつけ
• ※条件により外窓や内窓に結露が発生する場合があります。

窓の結露を放っておくとカビやダニが発生する原因に

窓の結露によって、湿気を好むカビやダニの繁殖が促され、アレルギーやぜんそくを引き起こしてしまうおそれも。『内窓』を取りつけ、結露を抑えることでカビやダニの発生の予防につながります。

通常の窓だと入ってきてしまう紫外線も、『内窓』をつけることで大幅カット。お肌の日焼けやカーテン・家具などの色あせが気になる場合は、紫外線カット力が高い窓（Low-E複層ガラスなど）を選ぶのもおすすめです。

• ※LIXIL社製インプラス Low-E複層ガラス グリーン（高遮熱仕様）3-A12-3の性能値

『内窓』とシェードの合わせ技でもっと快適に！

「夏の日差しや紫外線対策をより強化したい」という場合は、日除け効果のあるシェードを追加するのもおすすめです。

『内窓』には、お部屋のデザインやお悩みに合わせて選べる、豊富なラインアップが用意されています。
くらしに合った『内窓』で、住環境を快適にしてみませんか。

豊富なラインアップでコーディネート

いろんなお部屋に対応

リビングや浴室など、お部屋に合わせた、さまざまな窓タイプがあります。また、窓枠の色やガラスの種類・色など、ご要望に合わせて選ぶことができます。

■部屋（一例）

■窓枠カラー（一例）

窓の方角に合わせたガラス選び

窓の方角に合わせたガラス選びで、より快適に過ごすことができます。

詳しくは、お近くの大阪ガスサービスチェーンにご相談ください。

取りつけはとってもかんたん

「窓のリフォームは大変そう」と思われるかもしれませんが、今ある窓の内側に取りつけるだけなので、手軽におこなうことができます。
リフォームにかかる時間は、1窓あたり約60分^※！
戸建てはもちろん集合住宅でも取りつけることができます。

• ※施工時間は窓サイズや納まりによって異なります。

戸建てだけでなく、集合住宅にも

「マンションの窓はリフォームできない」と思われがちですが、『内窓』はリフォーム可能な専有部^※に取りつけます。
住環境にお悩みがあればぜひ検討してみてください。

• ※マンションの管理規約によっては、内窓の設置を制限していることもあります。

お客さまの声

尼崎市　W邸　戸建て

寝室には大きな窓があり非常に寒かったのですが、朝起きるのがラクに。また、防音効果も感じることができ、在宅ワークも多いので仕事に集中できる環境が整ってうれしいです。

芦屋市　M邸　マンション

4部屋の窓に内窓を設置。すぐに遮熱効果を感じることができ、夏も冬も冷暖房効率がよくなったので光熱費にも変化がありうれしく思っています。防音効果もあり、子どもの泣き声でご近所に迷惑をかける心配もなくなりました。お昼寝をさせているときも外からの音がほとんど聞こえなくなり、お昼寝途中に起きてしまうことも減りました。

• ※いただいたお客さまの声より抜粋

「先進的窓リノベ2024事業」は、既存住宅の窓を省エネ効果の高い断熱窓に交換する費用に対して、補助金がもらえる制度です。補助対象工事の内容に応じて、一戸当たり、5万円から最大200万円まで^※1の補助金が交付されます。

• ※2024年2月19日時点
• ※制度の適用には条件がございます。また、予告なく変更となる場合がございます。
• ※1 実施する補助対象工事の内容に応じて、定額補助。
  申請する補助額の合計が5万円未満の工事は対象外となります。

• 補助金について詳しくはこちら

光熱費の削減をはじめ、さまざまなメリットがある内窓リフォームで、快適な住まいを実現しませんか？
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• ※本ページに掲載の一部画像は、株式会社LIXIL、YKK AP株式会社より提供いただいています。