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Vol.31

夏の疲れもお風呂ですっきり、快適入浴法

夏の疲れもお風呂ですっきり、快適入浴法

夏まっさかり。「暑いからと湯船にはつからず、シャワーだけですませる」という方も多いのではないでしょうか。実はそれが、夏疲れにつながってしまうこともあります。ほどよくお湯につかり体を温めることには、血行をよくしたり、緊張をゆるめてリラックスしたりと、日々の疲れをやわらげてくれる働きが期待できます。今回は、夏こそ実践したいおすすめの入浴法とともに、バスタイムがもっと快適になる浴室の環境づくりについてご紹介します。

夏の疲れを癒し、心も体も喜ぶバスタイム

湯船につかるメリットとは

湯船につかるメリットとは

ゆっくりお湯につかり体を温めることで、「温熱」「静水圧」「浮力」の3つの作用が働き、健康において多くのメリットがあるといわれています。

・体を温める(温熱作用)
湯船につかって体を温めることで血管が広がり、血のめぐりもよくなるといわれています。心も安らぎ、落ち着いた気分になれます。

・水圧でむくみ解消(静水圧作用)
体に水圧がかかることで血のめぐりがよくなるといわれ、足のむくみの解消などが期待できます。

・浮力で緊張緩和(浮力作用)
体に浮力がかかることで重力から解放されて、関節や筋肉の緊張がゆるむといわれます。

参考:日本浴用剤工業会大阪市水道局

夏の入浴で気をつけたいポイント

夏の入浴で気をつけたいポイント

体にいい入浴ですが、暑い時期は、脱水症状に陥ったり浴室で熱中症をおこしたりしないよう、水分補給や換気などにも気をつけておくことが大切です。

<夏の入浴で気をつけたいポイント>
・水分補給
入浴の前後には、しっかりと水分を補給しましょう。

・換気
浴室内の温度上昇を防ぐためにも、換気は十分に。

・温度・時間
湯温はぬるめ(40度以下)、つかるのは10分以内を目安にしましょう。

夏のバスタイムをさわやかに演出

夏のバスタイムをさわやかに演出

浴室に夏ならではの演出を取り入れるのも、入浴を楽しむきっかけに。自然素材を活用した清々しいバスグッズなど、ちょっとしたアイテムを揃えるだけで、夏のバスタイムがもっと快適になりそうです。
清涼感のある夏向きの入浴剤や、リフレッシュ効果の期待できるエッセンシャルオイル(精油)を使うのもいいですね。

自然素材のバスグッズ

自然素材のバスグッズ

湯船のまわりにヒノキなど自然素材の湯枕やバステーブルのようなくつろぎ感を高めるアイテムを置くと、お湯につかる時間が楽しくなります。

夏らしいヘチマや麻のタオル

夏らしいヘチマや麻のタオル

体を洗うアイテムも、ヘチマや麻など夏らしい素材のものを取り入れてみましょう。肌ざわりもよく、さっぱりと気持ちよく使えます。

バス空間をグレードアップし快適に

ミストサウナですっきり、さわやか

ミストサウナですっきり、さわやか

浴室の環境をグレードアップすることも、夏のバスタイムをより快適にしてくれます。人気が高まっているのは、「ミストサウナ」。霧状の温かいミストを浴室内に噴射させて、おだやかに体全体を温めることができるので夏でも心地よく、健康や美容への効果も期待できます。
ミストの種類(水滴の大きさ)や温度を切り替えることも可能で、なかでも夏にぴったりなのは、スプラッシュミスト。約100マイクロメートルというこまかな霧状のミストですっきりとした爽快感が得られます。

ミストカワックの詳細はこちら ミストカワックの詳細はこちら

最新機能のお風呂でリラックス

最新機能のお風呂でリラックス

最近のお風呂は、マッサージ効果のあるマイクロバブルなどの気泡浴や、リラックス感が味わえる肩湯など、さまざまな機能がついているものもあります。最新の設備を選べば、夏でも心身ともにリラックスできる格別のバスタイムが楽しめます。リフォームの機会があれば導入してみるのもいいですね。

全身を気泡で包む「マイクロバブル」

全身を気泡で包む「マイクロバブル」

空気を含んだきめこまかな気泡が全身を包み込み、体が芯から温まります。白濁したお湯に癒され、湯上がり後も肌のうるおいが持続します。

マイクロバブルバスユニットの詳細はこちら マイクロバブルバスユニットの詳細はこちら

猛暑や冷房によって疲れがたまりがちな夏の心と体を癒すためにも、大切なバスタイム。気持ちよい入浴を習慣にして、汗も疲れもお風呂で落としましょう。

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