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Vol.02

梅雨が来る前に、浴室と洗面所を美しく。カビ対策も兼ねた大掃除のすすめ

梅雨が来る前に、浴室と洗面所を美しく。カビ対策も兼ねた大掃除のすすめ

梅雨どきの湿気に覆われカビが気になる前に、しっかりお掃除をしておきたいのが浴室と洗面所です。ふだんは手のまわらない場所も今のうちにお掃除しておけば、キレイになるだけでなく、カビの予防にもつながります。ピカピカ空間をキープして、湿気が気になる季節を気持ちよくのり切りましょう!

手際よくサクサクと!浴室の大掃除のコツ

まずは汚れを見極めて、適切な洗剤を選ぶ

まずは汚れを見極めて、適切な洗剤を選ぶ

浴室や洗面所の汚れには、さまざまな種類があります。日常的な汚れは、ふだん使いされている中性洗剤で落とすことができますが、それでも落ちない頑固な汚れは、その性質を見分け、反対の性質を持つ洗剤で中和して落とすことが基本です。水アカや石鹸カスといったアルカリ性の汚れには酸性の洗剤、皮脂やぬめりといった酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤というように、汚れに応じた洗剤を使い分ければ、お掃除もラクになりますよ。

※成分の強い洗剤は浴室内の材質を傷める可能性があります。表示をよく確かめてから使用するようにしましょう。

しっかり汚れを落とすための基本的なお掃除手順

しっかり汚れを落とすための基本的なお掃除手順

浴室の汚れを見極め、適した洗剤を用意したらお掃除のスタートです。すみずみまで磨きあげるための、基本的なお掃除手順をご紹介します。

(1)大掃除の前は、“浸け置き”で汚れを浮かせる
浴槽の残り湯にカップ1杯程度の重曹を溶かし、洗面器やイスなどを浸け置きしておくと、汚れ落としがラクになります。また、シャワーヘッドの水アカ汚れが気になる場合は、洗面器にクエン酸大さじ1杯程度を溶かし、1時間ほど浸け置きしてから磨いてみましょう。

(2)全体にお湯をかけて、汚れを落としやすくする
洗剤でのお掃除に取りかかる前に、シャワーで浴室全体を濡らしておきます。その際“水”ではなく“お湯”を使うことで、石鹸カスや皮脂汚れをやわらかくして、落としやすい状態にすることができます。

(3)浴室用洗剤で全体をお掃除
まずはふだんお掃除で使う浴室用洗剤(中性もしくはアルカリ性)で浴室全体をこすり洗いします。カビになる前のぬるぬるしたピンク色の汚れも、たいていはこの段階で落ちます。上から下へと、高いところから降りてくるように進めると、洗剤が残りにくくなります。

(4)落ちにくい頑固なカビは集中して落とす
こすり洗いで落ちないカビは、乾いた布などで水分を拭き取ってから、カビ取り用洗剤を浸透させて落とします。天井のカビを放置すると、浴室中に菌を降り注ぐことになるので、念入りに除去することをおすすめします。
【要注意】
カビ取り用に使用する塩素系漂白剤は、酸性洗剤と混ぜるとたいへん危険です。必ず十分に換気しながら単独で使い、使用後はしっかり洗い流しましょう。

落ちにくい汚れには「パック法」で!

落ちにくい汚れには「パック法」で!

特にしつこい汚れには、汚れに応じた洗剤(カビならカビ取り用洗剤など)をたっぷりと染み込ませたキッチンペーパー等を汚れに付着させ、30分ほど時間を置いてからこすり洗いする「パック法」を試してみましょう。洗剤を吹きつけた上からラップをぴったり付着させる方法もあります。(「パック法」で塩素系漂白剤を扱う場合は、十分な換気と、手袋・マスク・ゴーグル等の着用をおすすめします。)

落としておきたいパーツ別の汚れ

ふだんは見逃しがちな汚れ。この機会にしっかりお掃除しておきたいポイントをパーツ別にご紹介します。

  • 扉

    カビが発生しやすいパッキン部分。しっかり水分を拭き取ったあと、カビ取り用洗剤をスプレーして十分に浸み込ませてから洗い流します。強力なカビには「パック法」やジェル状のカビ取り剤を。むやみにこするとカビの菌糸が奥に入り込み、落としにくくなるので注意が必要です。

  • 排水口

    排水口

    髪の毛などのゴミを除去し、外せるパーツは外して古い歯ブラシなどでこすり洗い。汚れや詰まりが気になるときは、カビ取り用洗剤やパイプクリーナーを使用しましょう。

  • エプロン

    エプロン

    エプロンは湿気がたまりカビの発生源になりやすい場所。取り外せるタイプの場合は、年に1、2回は外して念入りに掃除することをおすすめします。

  • 鏡

    白く曇る汚れは、ほとんどが水アカと石鹸カスです。クエン酸の「パック法」で汚れを浮かせてから洗い流しましょう。

カビ防止には、水分を残さず、よく換気しておくことが肝心です。浴室は1日の疲れを癒す場所。この機会にすみずみまで汚れを落として、キレイなお風呂でリラックスタイムを楽しめるようにしたいですね。

毎日を快適にする、キレイな洗面所へ

洗面ボウルの汚れは色で見分けて落とす

洗面ボウルの汚れは色で見分けて落とす

洗面ボウルの汚れは、基本的に水で落ちるものがほとんどですが、浴室同様、汚れの種類や程度によって対処法が異なります。白い汚れなら水アカ、ピンクの汚れなら雑菌など、汚れの色と質感で見分け、頑固な汚れには適切な洗剤を使用すれば、落としやすくなります。洗面ボウルをピカピカにして、きれいな洗面台を目指しましょう。

※材質によっては使用する洗剤や道具で品質が損なわれることもあるので、事前に洗面台の説明書等で確認しておきましょう。

収納棚は、一気に拭きあげよく乾かす

収納棚は、一気に拭きあげよく乾かす

洗面所の収納棚も、カビの温床になりやすい場所です。まずは収納棚や洗面台下の収納部分の中身を全部取り出して、固く絞った布で水拭き→乾拭きの順番で汚れを落としましょう。カビを発見した場合は、カビ取り用洗剤で処置を。棚の中を拭き掃除したあとは、完全に乾かしてから中身を戻します。

ホコリの集まる洗濯機まわりも清潔に

ホコリの集まる洗濯機まわりも清潔に

洗濯機まわりは、静電気の発生で繊維のホコリが集まりがちです。掃除機の入りにくい隙間は、針金ハンガーを縦に伸ばし、廃棄するストッキングを巻きつけた簡易道具をつくって活用するのも一案。すみずみのホコリまでキャッチでき、ストッキング部分は使い捨てできるので便利です。

洗面所は湿度が高くなりやすい上に、水気が飛び散ったり、着脱によるホコリが舞ったりするなど、雑菌が増えやすい場所です。梅雨前に対策をして、キレイをキープしましょう。

大切にしたい「いつも」の心得

水分を残さないひと手間で、カビと汚れの蓄積を予防

水分を残さないひと手間で、カビと汚れの蓄積を予防

浴室も洗面所も、カビ予防のポイントは、とにかく乾燥させること。使用したあとは水気をよく拭き取り、換気扇をまわしたり、浴室乾燥機を稼働させたりするなど、ふだんから極力湿気を残さないように徹底しましょう。また放置すると頑固な水アカ汚れが付着する水栓や鏡まわりも、使うたびに拭きあげて、水分を残さないようにすることで美しさを保つことができます。

最新リフォームで、お掃除の負担を軽く

最新リフォームで、お掃除の負担を軽く

最新の浴室や洗面所には、浴槽の自動洗浄や乾きやすい床、お掃除が簡単にできる排水口など、毎日のお掃除をラクにするさまざまな機能が搭載されています。お掃除の負担軽減に、ご家族で検討してみるのもいいですね。