もしもの停電、どうする……!?知っておきたい安心設備

台風や豪雨などの自然災害により、停電は思いがけないタイミングで突然発生します。
もしもわが家の電気が止まってしまったら……。
照明や冷蔵庫だけでなく、テレビ・パソコン、携帯電話の充電、冷暖房など、私たちの生活に欠かせない多くのものが、停電により使えなくなります。
突然の停電。そんなときでも電気が使えたら安心ですね。
今回は、いざ!というときに役立つ設備をご紹介します。
- 目次 -
停電を引き起こす原因


風水害などによる停電
台風
海水温の上昇により発生した台風は、夏から秋にかけて、太平洋高気圧や偏西風の影響を受けて日本に接近しやすくなります。
記憶に新しい2018年の台風21号は、大阪府・和歌山県などで観測史上第1位の最大風速を記録※1し、大規模停電を引き起こしました。
豪雨や落雷など
豪雨や落雷による停電も増加。
気象庁は、1日の降水量が200ミリ以上の大雨や、1時間あたり50ミリ以上の「滝のように強い雨」が短時間に降る頻度が増加傾向※2にあるとしています。
- ※1 環境省「勢力を増す台風 2023」より
- ※2 気象庁「特集 激甚化する豪雨災害から命と暮らしを守るために」より
停電が起きたとき、特に困ること


日常生活に重要な家電が使えない
照明が使えない
すべての照明が使えなくなり、夜になると真っ暗な部屋で過ごすことに。懐中電灯やスマートフォンの明かりも、電池や充電が切れてしまうと使えなくなります。
冷蔵庫が使えない
冷蔵庫が止まって、食材が傷む可能性があります。お薬を冷蔵庫で保管している場合も注意が必要です。
冷暖房が使えない
夏や冬に停電が起こると、冷暖房が使えず熱中症や低体温症のリスクが高まります。
入浴ができない
ガス給湯器も電源が必要なため、お湯が出なくなります。
テレビ・スマホ・パソコンが見られなくなる
テレビのニュースや災害情報を見ることができなくなります。
また、スマートフォンやノートパソコンの充電が切れると、自治体などの防災情報や避難情報の取得も難しくなります。
その他
ペットの飼育環境が悪くなる
室温管理が必要な動物や、水温管理や酸素供給が必要な鑑賞魚など、飼育環境が悪化します。
もしもの停電時に電気とお湯をつくるエネファーム


エネファームとは
エネファームとは、ガスから電気とお湯をつくる家庭用燃料電池です。
ご家庭の電気使用量に合わせて24時間連続で発電し、発電時の熱はタンクにお湯としてため、給湯に利用できます。


エネファームの仕組み(エネファームtype S)
「燃料電池発電ユニット」が電気とお湯をつくり、「バックアップ熱源機」が給湯設定温度に合わせてガスでお湯を沸かします。


停電時も生活基盤を支えます
「自立発電機能」つきのエネファーム※があれば、停電時でも発電を継続し、電気もお湯も使えます。
- ※192-AS15型(停電時自立発電機能つき)のみの機能です。
- ※ガスの供給が継続している場合に限ります。
最大約700Wの家電製品が同時に使えます
停電時でも、生活基盤を支える最大約700Wまでの電気が使用できます。
家電によって消費電力が異なるので、事前に「わが家に必要な家電製品は?消費電力はどれくらい?」と確認しておくとより安心です。


断水したときに
エネファームはつくったお湯を内部に蓄えるタンクを備えています。災害などで断水したときは、タンク内のお湯(水)を生活用水※に使えます。
- ※飲用用途にはご利用いただけません。
蓄電池と併用するとさらに安心!
ガスで電気を生み出すエネファームですが、蓄電池があると発電した電気を蓄えておけるので、停電時に使える家電が増えてさらに安心です。
自家発電だから、光熱費がおトク


エネファームは「停電時の安心」だけでなく、毎日使う電気を自家発電でまかなえ、光熱費※が下がります。またご家庭で使われなかった電気は、大阪ガスに売ることができます。
- ※光熱費は住宅設備の種類や使用状況、ご利用されるガス・電気料金の単価や燃料・原料費調整額により異なります。
エネファームの設置には、補助金を利用できます


エネファームの導入は、国や自治体の補助・支援制度を利用することができます。支援制度のご利用方法や申請手続きは、お近くの大阪ガスサービスチェーンにお問い合わせください。


もしもの停電でもエネファームtype Sがあると、くらしに必要な家電の電気と、お湯が使えます。
いざというときに安心!おトクな自家発電のあるくらしを検討してみませんか?