もしかしてガスコンロの寿命かも?買い替えサインの見極め方

「最近、ガスコンロの調子が悪い……?」と感じたら、ガスコンロの寿命が近づいているのかもしれません。
今回は、古いガスコンロで起きやすいトラブルや寿命が近づいてきたときによくある症状などをご紹介します。
ガスコンロの調子が気になっている方や、長年ガスコンロをお使いの方は、一度チェックしてみてください。
- 目次 -
知っておきたい!
古いガスコンロのトラブル
古いガスコンロをそのまま使い続けると、経年劣化によるトラブルが起こるおそれがあります。
経年劣化による思わぬトラブル
不完全燃焼の危険性
バーナーキャップの目詰まりや汚れは不完全燃焼や点火不良の原因になります。
不完全燃焼により、毒性が強く少量でも危険な一酸化炭素が発生する場合があります。


火がつかないなど、不具合やトラブルのおそれ
ガスコンロの劣化によって、急に火がつかなくなったり、ガス漏れしたり、突然の故障やトラブルにいたるおそれがあります。
思わぬトラブルにならないために。ガスコンロの寿命のサイン
安全・快適にご使用いただくために、ガスコンロの買い替えのタイミングや劣化の症状をご紹介します。
ガスコンロの買い替えは10年前後が目安
ガスコンロの寿命は、製造から10年間※とされています。10年以上使い続けると、経年劣化により故障や思わぬ事故にいたるおそれがあります。


※一般社団法人日本ガス石油機器工業会の自主基準では、ガスコンロの設計上の標準使用期間は、製造から10年間とされています。この標準使用期間を超えて使い続けると、経年劣化により思わぬ事故にいたるおそれがあり、点検か機器の取り替えをおすすめしています。※標準的な使用頻度で適切に使用・維持管理された場合に、安全上支障なく使用できる設計上の年数をさしますので、使い方によっては、設計上の標準使用期間よりも早く劣化することがあります。
「ガスコンロを購入したのは、いつ?」
製造年を確認する方法(例)
ビルトインコンロの場合、ガスコンロの製造年は、製品本体に貼付されている銘板ラベルに記載されています。


- ※製造年月・製造ナンバー。写真は、2016年11月生産の例。
- ※銘板ラベルの位置や確認のしかたは、取扱説明書をご参照ください。
外観から確認できる寿命のサイン
寿命が近づいているサインとして、外観から見てとれるものがあります。
- ①トッププレートのひび、欠け、割れ
- ②バーナーキャップのサビ
- ③点火つまみの亀裂
- ④グリルとびらのひび、欠け、割れ
- ⑤ガスホースの劣化


使用中の症状から見る寿命のサイン
お使いのガスコンロで、こんな症状はございませんか?
火がつかない、つきにくい、途中で火が消える
点火用の電池を交換しても「火がつかない、つきにくい」「ガスコンロの片方だけ調子が悪い」「使用中に火が消える」など。


炎の色がオレンジ色
炎の色がオレンジ色や赤色、黄色になる(正常に燃焼しているときは、青色)。


異音がする
使用中や消火後、いつもは聞こえない異音がする。


異臭がする
ガス臭い、使用中にこげ臭いなど、異臭を感じる。


鍋やフライパンの底が「スス」で汚れる
鍋やフライパンの底に黒いススがつく(不完全燃焼の場合があります)。


ガス機器の「ちょっと気になる」を相談できる『ガス機器無料診断サービス』

大阪ガスでは、ガスコンロの調子が気になったときに安心の「ガス機器無料診断サービス※」をご用意しています。
ガスのプロ・大阪ガスサービスチェーンが、ご自宅の機器をチェックしながらご相談に応じます。
「もしかして故障しかけているかも?」など、気になることがございましたら、ぜひご利用ください。

- ※「ガス機器無料診断サービス」は無償となりますが、修理・機器交換が必要となった場合、有償にて対応させていただきます。
- ※大阪ガスの供給区域内にお住まいで、お客さま所有の家庭用ガス機器に限らせていただきます。
気になるサインがあれば、寿命が近づいているのかもしれません。
古いガスコンロの気になることや、買い替えは、大阪ガスサービスチェーンにお気軽にご相談ください。