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ガスコンロ汚れの掃除方法

ガスコンロ汚れの掃除方法

吹きこぼれ、飛び散った油、焦げつき…。気になりながらもついついお掃除を後回しにしているうちに、汚れがこびりついてしまってなかなか取れないなんてこと、ありますよね。さらに時間が経ってしまうと、汚れはますます取れにくくなってしまいます。汚れが気になったタイミングを逃さずに、ぜひお掃除に取り組んでみてください。

- 目次 -

まずはお掃除の準備から
部位別のお手入れ方法

まずはお掃除の準備から

ガスコンロの各部位の名前

お掃除をする前に、それぞれの名前を知っておきましょう。

ガスコンロの各部位の名前

※機種によって形は異なりますが、基本的に名称は同じです。

ガスコンロの状態をチェック

お手入れ箇所に欠けや外れなどの異常があると、ケガにつながる恐れがあります。不具合がある場合は、お手入れの前に販売店へご相談ください。

  • ガラストッププレートのガラス部に、「ひび」「欠け」「割れ」はありませんか?
    ガラストップのひび、欠け、割れ
  • トッププレート枠とトッププレートの間にすき間はありませんか?
    トッププレートのすき間
  • グリルとびらガラス部に、「ひび」「欠け」「割れ」はありませんか?
    グリルとびらのひび、欠け、割れ
  • グリル焼網の接合部は外れていませんか?
    接合部の外れ

お手入れの際の注意点

ケガをしたり、コンロを傷めてしまわないように、コンロの扱いに注意をしながらお手入れをはじめましょう。

  • お手入れは手袋を着けて
    お手入れは手袋を着けて

    ケガをしないように手をまもりましょう。

  • コンロは安全な状態にしてから
    「機器が冷めてから」「ガス栓は閉めてから」「点火ロックをしてから」「電源がある機種は電源を切ってから」
  • お手入れの際、コンロに強い力や荷重をかけないでください。
    お手入れの際、コンロに強い力や荷重をかけないでください。

    部品の変形、ガラス天板のひび・割れの原因になります。

  • 見づらい箇所の作業はご注意ください。
    見づらい箇所の作業はご注意ください。

    機器の故障や、思わぬケガにつながる恐れがあります。

お手入れ道具と洗剤の準備

ガスコンロのお手入れには、適した道具と洗剤があります。コンロをキズつけたり変色させてしまわないように、事前に用意をしておきましょう。

用意しておくもの
  • 手袋
  • やわらかいスポンジ
  • やわらかい布
  • やわらかい歯ブラシ
  • メラミンフォームスポンジ
  • キッチンペーパー
  • 台所用ラップ
  • 台所用中性洗剤
  • クリームクレンザー
  • つまようじ・ 竹串
  • 菜箸・長い棒
  • 輪ゴム

※ガラス天板・Gクリアコート天板・パールホーロー天板・ホーロー天板面以外には使用しないでください。

くわしくは商品の取扱説明書をご確認ください。

\使い方ポイント/

スポンジや布は軽くしぼってから

しぼらずに使用して水分が残った場合は、点火不良・サビ・設置台への水分滴下などの原因になります。

スプレー式洗剤の場合は、布やスポンジに含ませて

スプレー式洗剤を直接かけると、機器内部に洗剤が入り故障の原因になります。必ずやわらかい布やスポンジなどに含ませてからご使用ください。

ガスコンロのお掃除に適さない道具と洗剤
キズの原因になるもの
  • スポンジたわし 裏面(硬い)
  • ナイロンたわし
  • 亀の子たわし
  • 金属たわし
  • 硬い歯ブラシ
  • クレンザー
  • みがき粉
  • 歯みがき粉
はがれ・表面の変質・変色・サビ・割れの原因になるもの
  • 酸性・アルカリ性洗剤漂白剤
  • シンナー ベンジン アルコール
  • 弱酸性洗剤 弱アルカリ性洗剤
  • 重曹
火災の原因に!絶対に使ってはいけないもの
可燃性スプレー 浸透液 潤滑剤

部位別のお手入れ方法

ガスコンロによって、部品や材質が違うため、お掃除の方法は異なります。取扱説明書をご確認のうえ、お手入れをしてください。

トッププレート(天板)

トッププレートは、材質によってお掃除方法が異なります。お使いのコンロに合わせてお手入れをしてください。

ガラス・Gクリアコート・パールホーロー・ホーローの場合

軽い汚れ

ガラス・Gクリアコート・ホーローの場合 軽い汚れ

市販のメラミンフォームスポンジを使って、汚れを落とします。スポンジに水を含ませて軽くしぼり、汚れの部分を軽くこすります。

ガンコな汚れ

ガラス・Gクリアコート・ホーローの場合 ガンコな汚れ

ガラス・Gクリアコート天板専用のクリーナーやクリームクレンザーを少量つけて、丸めたラップで円を描くようにこすり取り、布で拭き取ります。クリーナーが残らないように水拭きで仕上げます。

注意

  • ※キズがつく恐れがあるので、専用クリーナーやクリームクレンザー、メラミンフォームスポンジは、ガラス・Gクリアコート・パールホーロー天板・ホーロー天板以外の部分には使用しないでください。
  • ※研磨性の高いクレンザーの場合、ガラス・Gクリアコート・パールホーロー天板・ホーロー天板にキズがつく可能性があります。また、表面印刷が薄くなるため、常用はしないでください。
フッ素・ステンレス・アルミの場合
フッ素・ステンレス・アルミの場合

台所用中性洗剤や水を含ませたスポンジ・布などのやわらかいもので拭き取ったあと、乾いた布で拭きます。

バーナー

バーナーにはさまざまな機能が装備されており、部位によってお手入れの方法が異なります。

バーナーの主な部位
バーナーの主な部位
バーナーキャップ

軽い汚れ

バーナーキャップ 軽い汚れ

やわらかい布やスポンジに台所用中性洗剤をつけて丸洗いをします。水で洗い流したら、乾いた布で十分水気を拭き取ってから取りつけてください。

ガンコな汚れ

バーナーキャップ ガンコな汚れ

目詰まりや汚れは、やわらかい歯ブラシやつまようじで取り除いたあと、台所用中性洗剤で丸洗いします。水で洗い流したら、乾いた布で十分水気を拭き取ってから取りつけてください。

※ステンレス製のバーナーキャップのお手入れには、ステンレス専用クリーナーがおすすめです。ラップなどにつけてお使いください。

温度センサー
温度センサー

センサー頭部と側面の汚れは、水に浸して固くしぼったやわらかい布で、片手を添えて拭き取ります。

立ち消え安全装置・点火プラグ
立ち消え安全装置・点火プラグ

軽い汚れは、やわらかい布で拭き取ります。ガンコな汚れは、毛がやわらかい歯ブラシなどでお手入れしてください。

ごとく

熱が加わることで取れにくくなるガンコな汚れは、煮洗いすることで落としやすくなります。

軽い汚れ

ごとく 軽い汚れ

スポンジに台所用中性洗剤をつけて丸洗いします。

ガンコな汚れ

ごとく ガンコな汚れ

古い鍋にたっぷりの水を入れ、その中にごとくを入れて火にかけます。沸騰した状態で約30分おくと、汚れが浮き出てきます。火を止め、冷ましてから、浮き出てきた汚れをスポンジや歯ブラシでこすり落とします。

※ステンレス製のごとくのお手入れには、ステンレス専用クリーナーがおすすめです。ラップなどにつけてお使いください。

グリル排気口

手が届かない排気口の中は、菜箸などの棒を活用してお掃除をします。

排気口カバー

排気口カバー

取り外して、スポンジに台所用中性洗剤をつけて水洗いします。

排気口カバーが天板と一体になり取り外せない場合は、洗剤や水分が中に入らないように注意しながら、表面をトッププレートと同じお手入れ方法でお掃除してください。

排気口

排気口

菜箸などの棒を布やキッチンペーパーなどでくるみ、輪ゴムでとめます。布やキッチンペーパー部分に水を含ませ軽くしぼり、汚れの部分を軽くこすります。

グリル庫内

汚れが残ったままだとニオイの原因にもなりやすい場所。センサーや安全装置に触れないよう注意しながらお手入れをしてください。

グリル過熱防止センサー・下火バナー

天井面の上火バーナー・立ち消え安全装置・点火プラグ、下火バーナー、グリル過熱防止センサーには触らないようにご注意ください。

軽い汚れ

グリル庫内 軽い汚れ

薄めた台所用中性洗剤を含ませた布かスポンジで、側面や底面を湿らせます。しばらく放置し、汚れを浮かしてから拭き取ります。
菜箸などの棒を布やキッチンペーパーなどでくるみ、輪ゴムでとめた棒を使うと、手が届きにくいところもお掃除ができます。

ガンコな汚れ

グリル庫内 ガンコな汚れ

キッチンペーパーに薄めた台所用中性洗剤をつけ、庫内の側壁に湿布のようにはり、約5分間放置します。汚れの部分を軽くこすり、洗剤が残らないようにやわらかい布やスポンジで水拭きします。

グリル庫内のお手入れが終わったら、5分〜10分空焼きしてください。しっかり焼き切ることで庫内のにおいやベタつき感が軽減します。

<空焼きの際のご注意>
  • ・グリル焼網、グリルサイドカバーなどの部品や、お手入れに使用したキッチンぺーパーを必ず取り出してください。
  • ・グリルタイマーかキッチンタイマーなどを使用し、必ず消火を確認してください。

ついつい後回しにしがちなガスコンロのお掃除ですが、ガンコな汚れになってからだと、落とすのはなかなか大変です。コンロをキレイに保つ基本は、汚れがこびりついてしまう前に、お掃除をしてしまうこと。お料理をするたびに汚れを拭き取ることを習慣にして、キレイをキープしましょう。
また、取り外した部品類は、浮きやゆがみがないよう、きっちり取りつけることをお忘れなく!