食べ終わったら何気に捨ててしまっているバナナの皮。有効活用できるアイデアをご紹介しますので、捨てる前に試してみてください。

■革・銀製品のお手入れに

バナナの皮で、革製品や銀製品をお手入れすることができることをご存知ですか。皮の内側の柔らかい部分で革製品をこすると、バナナに含まれるタンニンの効果でツヤが出ます。また、くすんでしまったシルバーの食器やアクセサリーなどをお手入れする際には、皮と少量の水をミキサーでペースト状にし、やわらかい布につけて磨いてください。研磨剤を使わなくてもピカピカになるので、おすすめですよ。

■固い肉を柔らかく

バナナの皮に含まれるフィシン（たんぱく質分解酵素）には、肉を柔らかくする効果があります。フライパンで肉を焼く際に、皮の外側（黄色い部分）の汚れをしっかり落とし、内側（白い部分）を下にして、肉のそばで焼きましょう。バナナの皮からしみだしたフィシンが肉を柔らかくジューシーに焼きあげます。また、肉を焼く前に、バナナの皮の内側を肉にペタッとつけてしばらくおくだけでもいいですよ。特に、パサついて固くなりやすい鶏の胸肉には効果絶大です。

■堆肥にも

ガーデニングをする方は、堆肥としてバナナの皮を活用してはいかがでしょうか。バナナの皮にはカリウムやリンなどの成分が多く含まれているため、土壌を改良する効果があります。よく乾かし、ミキサーなどで細かくして土に混ぜ込みましょう。