8月は夏休みやお盆など、家族でお出かけする機会も多いのではないでしょうか？今回は、夏の外出時の省エネ対策をご紹介します。

■外出前には家の遮熱対策を

お出かけをする前に、不在時の家の室温が上昇しすぎないよう工夫することが大切です。エアコンは、室温を維持するときよりも下げるときに多くの電気を消費します。帰宅してエアコンをつけたときの負荷を抑えるために、お出かけ前にカーテンを閉めたり、すだれを使用するなどして室温が上がらないようにしましょう。さらに、窓の外に軽く打ち水をしておくと気化熱の効果で涼しくなりますよ。また、断熱フィルムは窓ガラスに貼るだけで遮熱効果があるので、試してみましょう。

■公共交通機関やパークアンドライドを活用しよう

お出かけの際は、省エネや温暖化防止のためにも公共交通機関を使いましょう。ただし、荷物が多くて駅までは車で行きたいときもありますよね。そんなときは、パークアンドライドを利用しましょう。パークアンドライドとは、自宅から駅やバス停まで車で行き、隣接した駐車場に車を停め、公共交通機関に乗り換えて目的地に移動することです。パークアンドライドを促進するため、自治体や鉄道事業者では駐車料金の割引制度を設定しているところもあるので、遠出をする際などは調べてみてください。

■クールシェアスポットを上手に利用

どこにお出かけしようか迷ったときは、「クールシェアスポット」に行ってみてはどうでしょうか。クールシェアスポットとは、環境省が呼びかけている夏の節電対策の一つ。それぞれの家庭でたくさんエアコンを使うのではなく、近くの施設や店舗、緑の多い公園などの涼しい場所に行って涼をシェアすることです。つまり、クールシェアスポットへ出かけることで、社会全体の消費電力量が減って節電になるのです。外出先を決めるのに便利なスポット一覧も掲載されていますので、参考にしましょう。

クールシェアマップ