突然の大雨や、強風で傘が破損してしまうことがありますよね。今回は、壊れた傘を捨てる前に活用する方法をご紹介します。

■意外と簡単にできるリペア

破損の度合いの軽い傘は、まずリペア（補修）を考えましょう。修理店に持ち込むのもいいですが、傘のパーツは市販品で出回っており、自分でも簡単に直せます。たとえば、傘の先端部分の石突きや、骨部分のさまざまなパーツ、破れた布地部分に貼って補修するシール状のものなどもあります。最近は、100円ショップでもこれらのパーツが売っているので、チェックしてみてください。

■布地のはっ水加工を生かしたリメイク

傘は丈夫で水に強いはっ水加工が施されている素材でつくられているので、それを生かしたリメイクをしましょう。傘の布地はエコバッグへのリメイクなどでよく使われていますが、ランドセルや旅行用キャリーバッグなどの雨除けカバー、犬用のレインコートなどにリメイクしてもいいですね。

■骨部分も有効活用

傘の骨部分も、捨てずに再活用しましょう。園芸用の支柱として、傘についている布地を外して遮光ネットをつければ植木などの遮光に役立ちます。日差しの強い時期が終われば、折りたたんでしまっておけるので、コンパクトに収納できて便利です。傘の骨やパーツは鋭利な部分もあるので、解体するときは手にケガをしないようにご注意ください。