不要になったデニムは、リメイクして洋服や雑貨につくり替える方法が定番ですね。今回は普段の掃除などに活用する方法をご紹介したいと思います。

■鍋底洗いに

デニムは普通の布より丈夫で、表面に凹凸があるのが特徴です。これをうまく利用すると、頑固な汚れを落とす便利なウエス（汚れふき）として使えます。キッチンの壁の油汚れや鍋底についた焦げつきは、水で濡らしたデニムに重曹をつけてこすってみてください。普通の布を使うより水に強く丈夫なため、汚れがしっかり落ちやすいです。

■茶渋取りに

マグカップや湯飲みについてしまう茶渋は、普通にスポンジでこすっても落ちませんが、デニムでこすると落ちやすいです。水に濡らし、少し力を入れてゴシゴシこするだけでOK。漂白剤を使わずにすみ、手肌にも優しいのでおすすめですよ。また、シンクの水あかも、同じように汚れが落とせます。

■水まわりを磨くときに

浴室の鏡や水栓などの水まわりの金属部分についてしまう、白い水あか。これもデニムを使って落としましょう。軽い水あかであれば、濡らしたデニムでこするだけ。落ちにくい場合は、デニムに少量の歯磨き粉をつけてこすってみましょう。水道の蛇口のつけ根など、細かい部分をきれいにしたいときには、デニムを細長く切り、両端をもってこするようにすれば使いやすいですよ。