みかんなどのかんきつ類の外皮は、マーマレードの材料などにすることもできますが、料理以外の用途にも有効活用できますよ。

■消臭剤代わりに

みかんの皮の特徴のひとつに、強い芳香があります。料理をするときに生魚を触ったり玉ねぎを刻んだりすると、手に移ったにおいはなかなか取れないですよね。そんなときはみかんの皮を手でもんでこすれば、嫌なにおいが消えます。また、みかんの皮を乾燥させガーゼなどに入れて、においの気になる場所に置いたり、靴の中に入れておくことで消臭効果を発揮してくれますよ。

■入浴剤として

みかんの皮をザルなどに並べて天日干しをし、カラカラになるまで乾かします。これを入浴剤の代わりに使ってみましょう。クエン酸の効果で肌がツルツルになり、体も温まります。そのまま湯船に入れると皮が崩れて汚れてしまうので、ガーゼや不要なストッキングに入れてから使いましょう。皮があまり乾燥していないまま使うと肌に刺激を感じることがあるので、しっかり乾燥させてから使いましょう。

■畳の黄ばみ落としに

みかんの皮の汁にはリモネンという成分が含まれており、汚れを落とす効果があります。みかんの皮を鍋に入れてひたひたの水を注ぎ、10分ほど沸騰させて冷ましたものをスプレーボトルに入れておきます。乾いた雑巾にスプレーを吹きつけて畳を拭くと、畳の汚れを落とすだけでなく、つやを出したり、黄ばみ落としにも効果があります。ぜひお試しください。