たくさんつくりすぎたり、何日も食べ続けて飽きて残ってしまうことが多いおせち料理。ちょっと手を加えるだけで、見た目が変わっておいしく食べきることができますよ。

■煮しめは汁物やカレーに

たくさんつくって残しがちな煮しめ。適当な大きさに切って、けんちん汁や豚汁の具にしてしまうと、味に違和感なくいただけます。カレーの具にしてしまうのもいい方法。カレー自体の味と香りが強いので、もとは和風の味つけの煮しめでもおいしくいただけます。もっとアレンジをきかせたいなら、コロッケもおすすめ。じゃがいもを茹でて皮をむいてつぶし、れんこん、にんじん、しいたけ、こんにゃくなどの具材を小さく切って混ぜ合わせ、衣をつけて揚げれば完成です。

■なますや酢れんこんは五目寿司に

なますや酢れんこんなどは、五目寿司にするのがおすすめです。なますや酢れんこんを小さめに刻んで、ご飯と混ぜ合わせれば酢飯が完成（お好みで酢を足してください）。醤油と砂糖とだし汁で味つけをして、軽く煮てからご飯に合わせると、よりおいしくなります。煮しめに使ったしいたけや、たけのこ、にんじんなどを加えてもいいでしょう。最後に錦糸卵やエビなどを飾れば華やかになりますよ。

■田作りや黒豆はおつまみに

田作りは、フランスパンや餃子の皮にスライスチーズと一緒にのせて、オーブントースターで2～3分焼けば、おつまみになります。さらにアーモンドなどのナッツをのせてもおいしいですよ。また、ごまや鰹節とあわせてミキサーなどで細かくして、ふりかけにしてもいいですね。黒豆もクリームチーズと塩少々を混ぜてクラッカーにのせると、ワインによく合うおつまみになります。簡単にできるので、ぜひお試しください。