水仕事に欠かせないゴム手袋ですが、思いのほか指先に穴が開きやすいですよね。でも穴が開いても使えますので、捨てずに活用しましょう。今回はゴム手袋の活用方法をご紹介します。

■カーペットの掃除に

小さな穴の場合、穴の部分に瞬間接着剤やマニキュアを塗って補修して使うこともできますが、一時的には使えてもその後長持ちしないため、水仕事以外の用途で使用するといいでしょう。たとえば、カーペットの掃除。カーペットは掃除機で掃除をしても、絡みついた髪の毛やほこりは取りにくいですよね。ゴム手袋を手にはめて、カーペットの表面をなでると、ゴムの摩擦で絡みついたゴミがよく取れます。

■ブラインドなどのお掃除グッズとして

ゴム手袋をはめた手の上から、使い古しの軍手をはめることで、手がそのまま雑巾のように使えます。狭い隙間や雑巾では拭きにくい場所の掃除に便利です。たとえばブラインドの羽根の間、サッシのレールの隙間、照明器具の傘の内側や電球など、手にはめた軍手でなでるだけで汚れが拭き取れます。軍手の下にゴム手袋をはめておくことで、洗剤やゴミで手を汚さずにすみますよ。

■輪ゴムにも早変わり！

穴が開いたゴム手袋をそのまま捨ててしまう前に、はさみで切って輪ゴムにしましょう。手首の部分は幅広なゴムバンドに、指先は細く切って強度のある小さな輪ゴムになど、さまざまなサイズの輪ゴムがたくさんできます。また、穴が開きやすいのは利き手のほうなので、同じ側の手袋ばかりが残ってしまうこともよくあると思います。そんな場合は、裏返して使いましょう。左手用も裏返せば右手用になります。裏返す際に、ゴムがべたついてくっついてしまってうまくいかないときは、片栗粉やベビーパウダーを少量振って使うと、裏返して使いやすくなります。