家電製品のなかで、冷蔵庫の消費電力量は特に多いと言われています。24時間使い続けるものなので、節電を意識しておきたいですよね。今回は、冷蔵庫のエコな使い方についてお話します。

■温かい食品は冷ましてから入れる

調理したての熱い料理をそのまま冷蔵庫に入れると、庫内の温度が上昇して余計な電力を消費します。冷蔵庫には冷ましてから入れるのが鉄則ですが、どうしても急いで入れたい場合は鍋底を氷水で冷やすなど、できるだけ温度を下げてから入れるようにしましょう。

■冷蔵室は詰め込みすぎない

冷蔵室では、食品を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、余計な電力を使ってしまいます。どの冷蔵室棚も奥の壁が見えるくらいに、余裕を持った収納を心がけましょう。また、冷気の吹き出し口は奥にあることが多いので、吹き出し口を塞がないように、各段の中央にスペースを空けて両端から食品を入れましょう。何が入っているのか見渡しやすくなるため、開閉時間の短縮にも役立ちますよ。

■収納場所を決めておく

冷蔵庫の節電では、扉を開けている時間や開閉回数を極力減らすことが重要です。そこで、食品をスムーズに出し入れできるよう、収納場所をあらかじめ決めておきましょう。朝食やお弁当作りの時によく使う食品は、セットにしてトレーなどに入れておくと、一度にまとめて取り出せるのでおすすめです。また、上の段では取っ手つきのケースやトレーを使うと取り出しやすいですよ。