牛乳パックは、紙の表面がコーティングされていて丈夫なので、いろんな用途で再利用できますよ。今回は、キッチンで活用するアイデアをご紹介します。

■鍋や食器の汚れ落としに

牛乳パックは、紙の表面がコーティングされているので、耐水性に優れています。適度な大きさに切ると、食器洗いのときに鍋や食器についたカレーなどの汚れをこそげ落とすキッチンスクレーパー（へら）として使えます。牛乳パックの紙は曲がりやすいので、鍋やお皿の曲面にフィットして汚れを落としやすいですよ。節水にもつながるので、ぜひお試しください。

■油切りバットやケーキの型に

揚げ物のときに使用する油切りバット（角形の浅い容器）は、油がべっとりついて洗うのが大変ですよね。そこで、バットの代わりに牛乳パックを使ってみてはいかがでしょうか。牛乳パックを切って広げて内側のコーティング紙をはがして使うと、適度に油を吸い取ってくれます。そのうえ、外側の表面がコーティングされているので油が染み出しません。使ったあとはそのまま捨てるだけなので、洗い物が少なくてすみます。他にも、牛乳パックを切り開いて7㎝×20㎝くらいの短冊状に切ってホッチキスでとめると、ケーキなどの型として使えますよ。丈夫で柔らかいので、丸型やハート型など自在に作れます。型の内側をアルミホイルやクッキングシートで覆ってから生地を入れてくださいね。

■冷蔵庫の収納に

牛乳パックは、冷蔵庫のドアポケットにぴったり収まるサイズなので、上部をカットして収納ボックスとして使いましょう。例えば、バラバラになりやすいチューブ状の調味料などをまとめて整理したり、倒れやすいマヨネーズやケチャップを立ててコンパクトに収納できますよ。お好みで布やカッティングシートなどを貼って、かわいくデコレーションしてもいいですね。