温水洗浄や暖房機能がついた便座を使っていると、寒い時期の電気使用量が気になりますよね。今回は、設定温度の見直しや定期的なお手入れなど、簡単にできるトイレの節電方法をご紹介します。

■トイレのふたを開けっぱなしにしない

暖房機能がついた便座の場合、ふたを開けっぱなしにしていると熱が逃げてしまうため、無駄に電気を使ってしまいます。トイレを使用したら、都度ふたを閉める習慣をつけましょう。また、設定温度を上げ過ぎないことも重要です。座ったときにヒヤッとしない程度の温度にするのがおすすめ。シャワートイレの温水も、ぬるめに設定を。季節に合わせて、適切な温度になるよう設定を見直してくださいね。

■シャワーノズルやフィルターをこまめに掃除

温水洗浄便座は衛生面だけでなく、節電のためにもこまめに掃除をしましょう。シャワーノズルが汚れていると、温水を出すときに通常より負荷がかかり、無駄に電気を使うことに。少なくとも週1回は、いらなくなった布などでシャワーノズルを水拭き掃除してください。また、便座に脱臭フィルターがついている場合は、定期的にフィルターを掃除しましょう。

■自動で節電できる機能を活用

温水洗浄便座には、さまざまな節電機能がついている機種があります。例えば、使用しない時間帯や設定した時間に便座や温水の温度を下げたり、オフにするなどの機能があるので、ぜひお持ちのトイレの機種を確認してください。こうした機能がない場合は、オン・オフの時間帯を設定できるタイマー付きコンセントを取り付け、睡眠中など使用していない時間帯には電源をオフにしましょう。また、トイレの照明をよく消し忘れてしまう方は、人感センサー付きのLEDライトを使うと、自動消灯できるようになりますよ。