浴室には水垢やカビなどの落としにくい汚れがつきやすく、掃除が大変ですよね。今回は、お酢や重曹など身近にあるものを使ったエコなお風呂の掃除方法をご紹介します。

■お酢やレモン汁で水垢落とし

浴室の鏡や蛇口についた白い水垢は、水道水に含まれるミネラル分が結晶化したもので、スポンジなどでこすっても簡単には落ちません。そこで、水垢を落とすときにはお酢やレモン汁を使いましょう。水垢はアルカリ性のため、酸性のお酢などを使うことで中和されて落としやすくなりますよ。まずは、水垢の上にお酢などを浸したティッシュをのせて10分ほど放置します。ティッシュをはがした後、スポンジやブラシなどでこすり洗いしてください。

■重曹ペーストでタイルの目地を掃除

重曹はいろんな掃除に使えますが、浴室掃除にはひと工夫して活用してみましょう。重曹3に対し、水1を加えて練ったペースト状にすると使いやすくなりますよ。重曹ペーストをスポンジにとってそのままこすり洗いしてください。落としにくいタイルの目地のカビや汚れには、重曹ペーストを塗って20～30分ほどおいてからこすってみましょう。重曹の細かい粒子がタイルの目地と汚れの隙間に入り込み、研磨剤のようにキレイに落としてくれます。

■ボディタオルで洗面器などをキレイに

ナイロンやポリエステル製のボディタオルは、使い古して捨てる前に掃除に活用しましょう。生地に凹凸があって汚れを落としやすいので、洗面器や風呂イスの掃除にピッタリ。小さく切って指先に巻きつけると、浴室の隅やシャンプー台など細かい部分の掃除にも使えますよ。また、排水溝の掃除には、ボディタオルを割り箸などに巻き付けて輪ゴムで留めて使うのがおすすめです。手が届きにくい奥のほうまでキレイにできますよ。