まだ着られそうな衣類は寄付したりフリーマーケットに出品するなどを心掛けたいですが、傷んだりして着られなくなったものはお掃除に活用できますよ。今回は、衣類の素材の特性を活かした掃除方法をご紹介します。

■キッチン掃除に

綿素材は、水や油をよく吸い取ってくれるので、水垢や油汚れが多いキッチンの掃除にぴったりです。着古したTシャツや肌着などを、掃除で使いやすいように10cm四方くらいの大きさにカットしておきましょう。空き箱などにストックしておくと、取り出しやすく便利ですよ。使用後は捨てるだけなので、シンクの排水溝など、スポンジで掃除するのをためらう場所にも気兼ねなく使えます。

■シンクや蛇口の水垢落としに

フリースやアクリル素材は、繊維が細かいのが特徴です。フリースのパーカーやアクリルのセーターなどを適度な大きさに切って水で濡らし、シンクを磨くとスポンジやブラシでは落としづらい水垢などの細かい汚れを落とせます。蛇口の付け根や裏側など、頑固な汚れがつきやすいところの掃除におすすめですよ。

■フローリング掃除やほこり取りに

穴のあいてしまった靴下は、フローリング掃除に活用しましょう。フローリングワイパーに履かせて使えば、使い捨てシートの代用になります。使い捨てシートより厚みがあって水分を拭き取りやすいので、水拭き掃除にもおすすめですよ。汚れてきたら、裏返しにして使いましょう。また、靴下を手にはめて使うと、ブラインドや配線コードなど掃除しにくいところのほこり取りにも活用できます。