カーペットは、絡まった髪の毛やホコリが取りづらく、掃除をするのが大変ですよね。今回は、効率よく掃除機をかけるコツなど、簡単にできるカーペットのお掃除術をご紹介します。

■効率よく掃除機をかけるコツ

掃除機は、意外と消費電力が大きいので、使用時間をできるだけ短くして省エネにつなげたいですよね。カーペットに掃除機をかけるときは、つい掃除機のノズルに力を入れてゴシゴシと押しつけたくなりますが、その方がかえって吸引力は下がってしまいます。ハンドルは軽く握り、手前にゆっくり引くようにしましょう。

■絡みついた髪の毛を取るには

カーペットに絡みついた髪の毛は、掃除機では取りきれないことがあります。こんなときは、輪ゴムやゴム手袋を使ってお掃除しましょう。輪ゴムを使用する場合は、ラップの芯など筒状のものに輪ゴムを20本程度巻き付け、カーペットの表面をこすってみてください。輪ゴムと芯の間に髪の毛が挟まって、簡単に取れます。また、ゴム手袋を手にはめてカーペットの表面を撫でると、ゴムの摩擦で静電気が起きて、毛足の奥にたまっているホコリや髪の毛を取ることができます。ただし、ゴム手袋を使用する場合は、強くこすると、カーペットの繊維をいためてしまう恐れがあるので、ご注意ください。

■シミがついてしまったときは

カーペットに食べこぼしなどでシミがついてしまうことって、よくありますよね。ケチャップやドレッシングなど油性のシミがついたときは小麦粉が役立ちます。シミがついたらすぐに、その上から小麦粉をまんべんなくかけ、油分を吸い取りましょう。そのあと、水に濡らして固く絞ったタオルでしっかり小麦粉を拭き取ってみてください。また、シミがついたところのにおいが気になる場合は、重曹をふりかけ1時間ほどおいてから掃除機をかけると、きれいに取れますよ。