押し入れやクローゼットは空気の循環が悪く、湿気がこもりがち。特に雨の日が多くなるこれからの季節は、カビの発生が気になりますよね。今回は手軽にできる湿気対策をご紹介します。

■脱いだ服はすぐに収納しない

押し入れやクローゼットを閉めきったままにしていると湿気がこもります。カビが生えないよう、扉はできるだけ開けておきましょう。脱いだ直後のスーツやジャケットは、汗などの湿気を含んでいます。クローゼットなどに湿気を持ち込まないようにするため、1日程度風通しの良い場所にかけてから収納するのがベスト。また、カビはホコリを栄養分として繁殖していくので、クローゼット内をこまめに掃除することも大切です。

■バッグは重ねて収納しない

クローゼットなどにしまっていたバッグにカビが生えていたという経験はありませんか？これも湿気が主な原因です。バッグや小物を収納する際は上に積み重ねたりせず、なるべく隙間をあけて立てるなどの収納を心がけましょう。また、バッグによっては購入時に保存袋が付いていることがありますが、厚手の素材の袋は湿気がたまりやすいので、なるべく通気性の良い袋で保管してくださいね。

■新聞紙を除湿剤代わりに

新聞紙を除湿剤代わりに使うのもおすすめ。新聞紙は吸湿性が高いので、バッグの中に丸めて詰めておくと湿気を吸収してくれます。バッグ以外にも靴の中に入れたり、筒状に丸めてクローゼットの隅に入れておいても良いでしょう。ただし、湿気を吸った新聞紙を、そのまま入れっぱなしにしておくと逆にカビの原因になることもあるので、定期的に交換するのを忘れずに。