8月の旬
敬老の日
2021.08.16
敬老の日を祝うのは何歳から?

毎年9月の第3月曜は「敬老の日」。由来には諸説あるが、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として、おじいちゃん、おばあちゃんに贈り物をする家庭も多いはず。
ところでこの「老人」て、一体何歳から?国連の世界保健機関(WHO)の定義では65歳以上が「高齢者」。でも、この頃はバリバリの現役で、むしろ若い人よりパワフルな65歳オーバーだって珍しくない。孫からおじいちゃん、おばあちゃんへは良いとして、プレゼントをして逆に叱られたりしないよう、お気をつけあれ。
贈り物には縁起物を

敬老の日の贈り物の中で、ダントツの人気を誇っているお菓子が、バウムクーヘンとカステラ。毎年この時期には、お菓子メーカーも増産体制に入るほど需要が増えるのだとか。バウムクーヘンは、一層一層焼き重ねた生地が年輪のように見えることから縁起の良いスイーツとされ、カステラは長い形が「末長く」につながるからとか。どちらも柔らかくて食べやすいので、高齢者の歯に優しいところもバカ売れの秘密かも!?
人生100年時代。肉食のススメ

最近の調査では「元気なお年寄りほど肉食」ということが分かってきたそうだ。肉には、筋力の維持や免疫力アップに役立つ動物性タンパク質をはじめ、血圧の上昇を抑えたり、「幸せホルモン」の分泌を促す成分などがバランスよく含まれている。悪者扱いされがちな、脂肪中のコレステロールさえ、適量なら血管を強くして脳卒中などを予防してくれるとか。
さらに、近頃ブームの赤身肉には貧血予防の鉄分も豊富と、“元気で長生き”のために嬉しい栄養素がたっぷりというわけ。「これからもますますパワフルに毎日を過ごしてね!」という気持ちを込めて、銘柄牛のプレゼントなんてのも喜ばれそうだ。