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料理で使用したレモンや余ったレモンなどを、捨てる前に有効活用できませんか？

レモンといえば、ビタミンCが豊富というイメージが強いですが、他にもクエン酸やリモネンという有用な成分が多く含まれています。今回は、それを活かした生活に役立つアイデアをご紹介します。

■気になる臭いを抑える

レモンの特徴であるさわやかな香りの成分（リモネン）は、主に皮に含まれ、消臭効果があります。例えば、魚やタマネギを調理した際に臭いが手についた場合も、レモンの皮を指で揉むようにしてこすれば、臭いが和らぎます。また、レモンに含まれるクエン酸には抗菌効果があるので、まな板にレモンの皮をこすりつけると、抗菌と消臭両方の効果が期待できます。

■シンクの掃除や、やかんの茶渋落としに

クエン酸には、水垢などのアルカリ性の汚れを落とす効果もあります。レモンの果肉部分をシンクや蛇口の気になるところに当ててこすってみてください。絞った後のレモンでも充分効果がありますよ。また、やかんの茶渋落としにも使えます。レモンと水を入れて沸騰させ、そのまま冷めるまで待ってからスポンジでこすりましょう。クエン酸の漂白効果できれいに落ちるので、ぜひお試しください。

■衣類などのシミ抜きに

レモンは、衣類の汗ジミなどの「シミ抜き」にも役立ちます。鍋に水とレモン、衣類を入れ5分程度沸騰させ、冷めてから水ですすいでください^※。また、カーペットにコーヒーや紅茶などをこぼしてしまった時には、雑巾で水気をあらかた拭き取り、そのあとレモンをこすりつけ、乾いたタオルなどで拭きましょう。それでもなかなか落ちない場合は、無糖の炭酸水にレモン汁を加えたもの（炭酸水1カップにレモン汁小さじ1杯程度）をシミの部分に満遍なくかけ、タオルなどで叩くようにするとより効果的です。

※ナイロンやアクリルなど熱に弱い素材ではないか、事前にご確認ください。