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ケーキなどを買うとついてくる保冷剤が、冷蔵庫にたくさんたまってしまいます。また、これからの季節は使い捨てカイロを使うようになりますが、これらの再利用法はないでしょうか？

食品を買うとよくついてくる保冷剤や、これからのシーズンに必要な使い捨てカイロ。今回は、そのまま捨てずに簡単にできる活用法をご紹介します。

■保冷剤を消臭芳香剤に

保冷剤の中身は、消臭剤や芳香剤によく使われているゼリー状の吸水性ポリマーとほぼ同じ成分です。そのため、保冷剤の中身を袋から出して容器に入れると、消臭剤代わりに使えます。アロマオイルを加えて混ぜれば、芳香剤にもなります。さらに、絵の具などで色をつけたり、ラメを入れると、見た目もきれいな消臭芳香剤として楽しめますよ。

■保冷剤を留守中の水やりに

また、保冷材の中身は観葉植物の土の上にまいておくと、乾燥防止にもなります。特に、数日間旅行するなどで長期に留守にし、水やりができない場合は、保冷剤を土の上にまんべんなくまいておいてください。保水剤として役に立ちますよ。

■使い捨てカイロは脱臭剤として

使い捨てカイロに入っている活性炭には脱臭効果があります。カイロを開封して中身を出し、小皿などに入れて下駄箱やクローゼットにおいてみるといいでしょう。活性炭には湿気を吸収する効果もあるので、除湿剤にもなり、一石二鳥です。また、使い捨てカイロには、「使用後は、中身を土壌改良剤として使用できます」という表示のあるカイロがあります。その場合は、使用ずみで冷たくなったカイロを袋のまま揉み砕き、そのまま肥料として庭や鉢植えに散布するといいでしょう。

※現在流通しているほとんどの保冷剤は無害ですが、まれに凍っている状態でも固くならず柔らかい保冷剤に「エチレングリコール」という成分が含まれていることがあります。誤って口にすると中毒症状が出ることがあるので、凍っても固くならない保冷剤を再利用する際は十分ご注意ください。