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節水のススメ

節水のススメ

なるべく上手に節水したいのですが、いい方法を教えてください。

節水をすることは、単に水道の使用量を減らすだけでなく、浄水場で使うエネルギーの使用も減らします。少しずつでも日々続けることで効果がありますので、ぜひ実践しましょう。

■節水を習慣化することが大事
節水の基本は水をこまめに止めることです。歯を磨いてる間に出しっぱなしにしない、髪を洗っている最中はシャワーを止める、食器洗いでは油汚れがひどいものは汚れをふき取ってからつけ置きし、すすぎ以外は水を止めておく、などを習慣化しましょう。毎日1日1分間シャワーを止めるだけで約12Lの節水となり、年間の水道代が約1,000円の節約になりますよ。
資源エネルギー庁
■節水泡沫アダプターやシャワーヘッドを活用
節水グッズを利用するのも効果的で、吐水口に取りつける「節水泡沫アダプター」がおすすめです。節水泡沫アダプターは水の中に空気を含ませるため、水の量を削減できます。また、昔ながらの水道の蛇口であれば、「節水コマ」が使えます。自治体によっては水道局で無料で配布していることもあるので、チャレンジしてはいかがでしょうか。その他、浴室には「節水シャワーヘッド」を使ってみましょう。節水シャワーヘッドは水の出る穴の数を減らし、穴を小さくしてあるため、シャワーの水圧は保ちながら使用水量を減らせます。手元に止水ボタンがついているタイプであれば、髪を洗っている最中などにこまめに止められるので、節水効果がさらに高くなります。
■トイレの水の無駄使いをやめよう
家庭で使用する水の用途で多いのは、1番がお風呂で約40%、2番目はトイレで約20%となっており、意外にトイレでの水の使用は多くなっています。しかし、他の用途と違って、トイレでの節水は難しいのが現状。タンクに物を入れたり、故意に流す水量を減らしたりすると、故障や詰まる原因になるため注意が必要です。大・小レバーをきちんと使い分けたり、二度流しを避けることで、最大13Lほど節水できます。また、最新の節水型のトイレは使用水量が従来のトイレの半分以下になっているので、家の新築やリフォームの際にはぜひ節水トイレを検討してみてください。

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Adviser主婦のカリスマ和田 由貴さん

消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど暮らしや家事の専門家として、講演、執筆活動、テレビ出演、新聞・雑誌の連載など幅広く活動。
「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットーであり、耐える節約ではなく快適と節約を両立したスマートで賢い節約生活を提唱している。

和田由貴オフィシャルホームページ ( http://wada-yuki.com/

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